そばかす
そばかすについて
ソバカスは医学的には雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれています。シミはメラニン色素が増えて加齢と共に目立ちますが、ソバカスは、遺伝性のものが多く、小さい子供にも多く見られる現象です。またソバカスは、シミに比べると細かい点のようになっており、色白の人に多くみられています。シミは紫外線や加齢など後天的な要素が多いとされていますが、一方、ソバカスは遺伝などの先天的な要因が多いようです。シミと異なり、年齢とともに、ソバカスは薄くなることがあります。年を重ねても薄くならないという方は、茨城県鹿嶋市にある松永皮フ科クリニックで最適な治療法を見つけてみてはいかがでしょうか。
そばかすができる原因と治療法
当院では、ソバカスの治療については、Qスイッチヤグレーザー・トラネキサム酸内服・炭酸ガスレーザー、スーパーフォトセラピーBBL(サイトン)を使って治療していきます。治療のご説明をします。
ソバカスで有効なレーザーの一つとして、Qスイッチヤグレーザーがあります。Qスイッチヤグレーザーは、ソバカスなどの黒い部分にフォーカスして、消してしまう医療用レーザーです。黒い色素のみを選んで破壊するので、ソバカス以外の健康な肌にはダメージを与えません。色素斑を除去する治療法ですが、施術後にばんそうこうが必要です。
また、ソバカスに効果的な内服薬の処方も行っています。レーザーだけの治療でソバカスを消すことも可能ですが、内服薬と併用することで、より確かでスピーディな効果が期待できます。内服薬は「トラネキサム酸」を処方しています。トラネキサム酸は止血剤として処方される薬ですが、美白効果のある抗プラスミン薬としても知られています。
ソバカスの原因であるメラノサイトの活性化因子であるプラスミンの働きをブロックすることで、メラニンを作り出す前の段階でメラノサイトの活性を阻害し、ソバカスを薄くする効果が期待できます。
一方、「炭酸ガスレーザー」は、水分の多い組織を加熱し、蒸散や炭化させる働きがあります。水に吸収される性質があり、水分の多い組織を加熱し、蒸発、炭化させ外に排出するのです。強い熱エネルギーを持つため、一瞬のうちにソバカス組織を気化・蒸散させてしまいます。シミ周辺の血液が、瞬間的に凝固するため、出血することもなく、ソバカスを取り除くことができます。
「スーパーフォトセラピーブロードバンドライト」は、ソバカスのように広い範囲に色素斑が多発している場合にもっとも有効な治療法となります。広い範囲にレーザーとは異なる強力な光を照射し、色素斑の部分にわずかにダメージを与えます。数日するとソバカスの部分に小さなかさぶたができ、気づかないうちに自然にはがれソバカスが薄くなっていきます.通常月一回程度数回行います.ばんそうこうなどは必要ありません。
茨城県鹿嶋市にある松永皮フ科クリニックでは、患者様のソバカスの深さや色を見た上で最適な施術を行います。
施術メニュー
- レーザートーニング
- トラネキサム酸内服
- 炭酸ガスレーザー
- Qスイッチヤグレーザー
- スーパーフォトセラピー
施術の流れ
STEP1 カウンセリング
まずは、医師が肌の状態、肌にトラブルがないかを診察させていただきます。 その後、女性スタッフによるカウンセリングで、詳しく患者様のご不安・ご要望などをお伺いし、ソバカスの施術のご案内をさせていただきます。
STEP2 洗顔またはクレンジング
顔を治療の場合はファンデーションがレーザーに反応してしまうため、化粧を落としていただきます。ラメが入ったものの場合は特に念入りにメイクを落としましょう。
STEP3 マーキング
照射漏れを防ぐために、ソバカスの部位にマーキングします
STEP4 テスト照射
医師の指示のもと、レーザーあるいはフォトフェイシャルのテスト照射を行います。 出力調整を行った後、患者様に最適な出力で処理をすることができます。
STEP5 本照射
患者様の痛みを確認させていただきながら、ソバカスにレーザーないしフォトフェイシャルを照射していきます。
STEP6 クーリング(冷却)
照射が終わったらお肌の状態をチェックし、クーリングをして、お肌の痛み・赤みを抑えます。
STEP7 アフターフォロー
クーリングで痛み・赤みが引かない場合は、軟膏を塗布し、炎症を抑えます。 また、ホームケアのアドバイスもさせていただきます。